TOEICの勉強法 PR

50代でTOEIC®︎700点を目指す単語の覚え方、単語帳の使い方

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

TOEIC®︎で高得点を取るには「単語」を覚える必要があるのは分かっているけど、50代になって記憶力が落ちたと悩んでいる人が多いと思います。

でもそれは記憶力のせいではなく、50代に適した「単語」を覚え方をしてないからではないでしょうか。

なぜなら、歳を重ねることで社会経験が豊富になり論理的思考能力も向上しており、それが単語の暗記に活用できるからです。

私は56歳でTOEIC®︎で825点を取得し、更に公害防止管理者等の難関国家資格をいくつも取得しました。

この記事では、その50代に適した短時間繰返しと自作お絵描きカードを使った単語の覚え方をお伝えします。

この方法は単語を覚えるだけでなく、その他の暗記にも役立ちます。
そして何より暗記が楽しくなりますので、ぜひ実行してください。

1 単語がTOEIC®︎のスコアにどれだけ寄与するか

少し前になりますが筑波大学・日本大学の論文「新課程の英語教科書のコーパスに基づくTOEIC®︎語彙の特徴と難易度の推定(*1)によるとTOEIC®︎スコアの変動を説明する要因として68%を占める事が重回帰分析で証明されています。

http://www.iibc-global.org/library/default/toeic/official_data/lr/research_02/pdf/6_J.pdf

2 TOEIC®︎700点取得にどれくらいの単語が必要か

1回のTOEIC®︎テストの総単語数は約7,000語で、そのうち700点を取得するには約4,000語必要と言われています。

一般的に中学校教科書で既に約3,000語は習得しており、700点を取得する為にはあと約1,000語覚えれば良いということになります。

3 実際の単語暗記のコツ

コツ
単語暗記のコツ

ターゲットとなるスコアの単語に絞る(戦略的アプローチ)

TOEIC®︎は非常に洗練されたテストで、スコアに応じて使われる単語のレベルがほぼ決まっています。
但し、学校や英検のレベルとは異なりTOEIC®︎特有の単語も使われるため、自分の目標スコアをターゲットとした単語帳をやり込むのがコツです。

短期間で一気に繰り返して暗記(理論的アプローチ)

これが、この記事の1番のポイントになります。
英語はコツコツと言いますが、TOEIC®︎の点数を上げるための単語の覚え方は短期間にくり返す事です。
50代のあなたであれば、エビングハウスの忘却曲線をご存知と思います。この方法は次の手順で忘れる前に短期間で繰り返して、目標スコアに必要な単語1,000語を1ヶ月覚えきってしまう方法です。

  • 1 目標スコアの市販単語帳と極細付箋(100均)を準備する。
    キクタン600等の自分の使いやすいもの
  • 2 1日200語 5日で1周のペースで学習し、25日で5周する
  • 3 学習方法は覚えてない単語に付箋を貼り、暗記したら剥ぎ取る。
     暗記できた定義は英語をみてパッと日本語が浮かぶ、です。

基本的にはこれだけです。
1日200語も覚えるなんて無理無理!
1ヶ月で覚えるより、1日40語確実の覚えた方が良いという方もいると思いますが、忘却曲線を思い出してください。1ヶ月前の事は確実に忘れています。

コツはうる覚えでいいのでとにかく5周する、です。
これはスタディーサプリで講師の関正夫先生が25年の実績で推奨している方法で、私も実際にやって、4 周目から急激に暗記できて付箋を剥ぐのが快感になりました。

難関単語は視覚情報とセットで記憶(感覚的アプローチ)

この方法で25日で5周終えたあなたは自分の記憶力に相当自信が持てたと思います。
しかし、同時にそれでも覚えられない厄介な単語に頭を抱えていると思います。

この項では、昔ながらの単語カードを使った厄介な単語の覚え方をお伝えします。
その方法とは、

  • 1 単語帳を準備して、厄介な単語をカードの表に記載する
  • 2 その単語をGoogle画像検索する
  • 3 出てきた画像で一番印象的なものか、好きなものを選ぶ
  • 4 それをその単語カードの裏にその絵と日本語を書く
  • 5 覚える。

この学習法のコツは「絵を下手で良いので自分で書くと」ということです。
このお絵描きをすることで、厄介な単語が絵と共に自分の脳に焼き付きます。

詳しい単語帳の作り方はこちらで解説していますので、ご覧ください。

記録とマインド

ここまで単語を覚えるコツをお伝えしてきましたが、それと同じく大切なのが「記録」です。

記録はシンプルに「周回数」と「覚えた単語数」そして「時間」です。
そして周回数と覚えた単語数をグラフにすると、進捗が目に見えてモチベーションがあがります。

それはまた、単語の暗記だけでなく、今後の学習におけるあなたの「覚える」能力の自信に「歳をとると記憶力が低下する」という迷信を消し去ってくれます。

50代に適した単語帳

この方法を活用すれば記憶力は年齢は関係ありません。
ここまで事を実行すれば、論理的思考ができる我々50 代の方が有利であることを実感できると思います。

それを最大限に実感するための単語帳はなんと言っても自分にあったものがベスト。
ご参考に私のおすすめを記載します。

まとめ

・TOEIC®︎のスコアは語彙力に大きく影響しており、目標スコアを達成するには単語を覚える事が効果的。

・単語を覚えるコツは、目標スコアに応じた単語帳を短期間で繰り返し学習する事。
 その学習方法は単語帳を1ヶ月で5周やり、残った単語は絵で視覚的に覚える。

・学習記録を取って自分の成長を目で見てモチベーションを維持する事です。

この方法は単語を覚えることでTOEIC®︎の目標点数をゲットできるだけでなく、その他の暗記系の学習にも役立ちます。

辛いだけの暗記からこの方法で脱出して目標達成しましょう。

もしその他の教材についても知りたい方はこちらをご覧ください。

経験してわかったTOEIC®︎おすすめ参考書、アプリ、オンライン教材【50代の勉強に最適】 転職や自分の将来のため、TOEIC®︎を受験する50代会社員や主婦が増えているようです。 しかし、参考書やアプリの多くが学生向け...


にほんブログ村

ABOUT ME
safuranプロフ
Atsushi
1960年生まれ三重県在住。 大学工学部卒業後、自動車車体メーカーに生産技術エンジニアとして37年勤務。 50代から真剣に英語を勉強して国家資格の全国通訳案内士の資格を取得して、定年後に通訳に転身しました。 このブログでは全国通訳案内士を目指す方をはじめ「英語✖️自分の好き・得意」で活躍したい⼈に有益な情報を提供していきます!