このページに訪れたあなたは、転職か何かをきっかけにTOEIC®︎を受験しよう!
またはスコアを上げると決意された方だと思います。
でも、50代になって記憶力や気力の衰えを感じ、今からでも大丈夫だろうか?と、不安を感じている方も多いのではないでしょうか?
私は、自動車会社のエンジニアで海外駐在経験も英語の仕事もほとんどありませんが、56歳でTOEIC®︎800点を取得し、特別枠で部長に昇格し、ステータスと収入を得て「自信」という一生の宝物を手にしました。
そして人生が変わり、収入も心も豊かになり定年後は新たな夢に向かって活き活きと活動しています。
この経験でわかったのは英語を勉強するのに年齢は関係ない!
記憶や気力の衰えは単なる “思い込み” ”言い訳” に過ぎないことです。
目標に向かってチャレンジするのに年齢は関係なく、それを達成した時の自信は一生の宝になります。
但し、ちょっとコツがあり今回それをお伝えしますので、ぜひ安心一歩踏み出してください!
私が50代からTOEIC®︎の勉強を始めた理由
私が真剣にTOEIC®︎の勉強を始めた理由は、会社の管理職昇進条件にTOEIC®︎700点が追加され、未取得の管理職はボーナス査定がマイナス(5万円)されるようになったからです。
「なんだ、会社から言われたからか」と思った方もいるかもしれませんが、ここでの経験がTOEIC®︎の目標点取得だけでなく、その後の私の人生を変えることになりました。
そこで、私はその経験=勉強法を同じ50代の皆さんにお伝えし成果をあげて、幸せになって欲しいと思いこのブログを始めました。
おすすめする50代の勉強法
(1)モチベーションの維持方法
- 強く決断すること
- 達成した時のご褒美
- 仲間を作ること
①の決断は、皆さんがこれまで会社の仕事で成功した時を思い出してください。
それはやると強く自分で決断してチャレンジした時だと思います。
これはTOEIC®︎も同じです。
決断して実行すれば必ず結果は出ます。
②のご褒美は、私はボーナスカット回避でしたが、小さなことでいいので何かご褒美を決めるのが効果的です。
③ の仲間を作ることは、モチベーション維持だけでなく勉強にとても有益です。
気が進まない時や点数が伸び悩んだ時に、仲間の頑張る様子を知り、アドバイスし合うのはとても士気があがります。
但し、これはリアルにTOEIC®︎サークルに入りましょう!と言うことではありません。
最近はオンライン英会話も盛んですし、アプリで頑張っている人が大勢いますので、その中で同じ目標や共通点のある人と仲間になればいいのです。
(2)英語学習を習慣にする方法
結論から言うと「記録」することです。
これは皆さんが仕事で行っていることを勉強に置き換えるだけです。
記録するのは“時間”と“結果”のたった2つ。
時間は単純に勉強時間、結果はTOEICのスコアだけでなく、模試や日々の練習問題の正解率、覚えた単語の数等々です。
すると、自分の頑張りが目に見え、自己肯定感が上がり、自然と勉強が習慣化します。
(3)時間の活用方法
これは特にフルタイムで仕事している人の共通の悩みだと思います。
私もいつも時間がないと思っていましたが、やると決めたら様々なアイデアが浮かびました。その中で実際にやって効果的だったことを紹介します。
まず、時間が無いとあきらめる前に英語を身体のどこで学んでいるか考えてください。
1目で見る 2耳で聞く
3手で書く 4口に出す。
この中で、あなたが「時間が無い」と言っている時に使える身体の部位はありませんか?
例えば、電車通勤なら手と口は無理ですが、目と耳は学べますし、自動車通勤なら目と手は無理ですが、耳と口は学べるはずです。
リモートワークの休憩中なら手も使えます。
こうやって、学ぶ身体部位を細分化することで時間は捻出できるのです。
(4)社会人に適したテキスト、参考書、問題集
これは他サイトやブログで多く紹介されていますが、50代は多くの書籍に手を出さず、単語帳と文法テキスト、そして公式問題集に絞って勉強することをお勧めします。
そして、何回も受験して自分の弱点がわかってきてから、そのパート別に勉強することで必ず目標点数はゲットできます。
私のお勧めは、
・単語帳:キクタン 600or800 (目標に応じて選択)
他に自分に相性が良い単語帳があればそれでOK!とにかく目標スコアの単語帳を1冊仕上げるのがポイントです。
・語彙・熟語対策:TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
TOEIC®︎の勉強はくりかえし=「回数」が重要です。1000問は平日の朝晩10問ずつ、休日に20問やれば1週間で180問、約1.5ヶ月で1周できます。
・実践対策:公式問題集又はTOEIC(®︎R) L&Rテスト 究極の模試600問
なんと言っても実際の形式の問題に慣れることが重要です。
活用方法にちょっとしたコツがありますのでこちらのブログをご参照ください。
・隙間時間活用:TOEIC®︎L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ
これは解説不要のTOEIC®︎の鉄板です。コンパクトでいつでもどこでも使えて面白いので活用してください。
(5)アプリを使った勉強法
・最近は様々な勉強アプリがありますが、今回は2つご紹介します。
1. スタディーサプリ
『スタディーサプリ English TOEIC Test』はリクルート社が提供するアプリです。
これはTVCMに頻出している関正生先生による動画解説と、練習問題でディクテーションやシャドーイングの練習帳もあります。
800点オーバーを狙う場合は大学受験用の講座を推薦します。
私はこれでしっかり基礎から文法をやり直しました。
2. スタディープラス
このアプリはあまり知られていませんが、勉強記録に特化したSNSです。
教材単位で記録ができる上に、その教材や同じ目標の仲間と友達になり記録を見てコメントや情報交換ができるので、モチベーションの項目で書いた、記録と仲間作りがこのアプリで同時に実現するのです。
2013年に国家資格の公害防止管理者の受験する時に使いはじめて現在通算勉強時間が、8583時間(2022/1/21現在)になりました。
教材毎に勉強時間が記録できるのは、自分の頑張りが目に見えてモチベーションが上がります!
スタディープラスの具体的な活用方法はこちらのブログで詳しく解説していますのでご参照ください。
ここまで紹介した社会人に適したテキスト、参考書、問題集については、この記事で詳しく解説していますので、よろしければご覧ください。
英語を学ぶのに年齢は関係ない理由と証拠
まだ、本当にこの歳でTOEIC®︎のスコアが上がるのか?と言う不安があるかもしれませんが、結論から言うと「英語を学ぶのに年齢は関係ありません」。
確かに最近物忘れがひどくなったとか、物事が覚えられなくなったとか言う人が多いと思いますが、失礼ながらあなたは昔からそんな物覚え良かったですか?
私は子供の頃から忘れ物が多く、会社に入ってからも上司に何度も叱られていました。
しかし、最後は物忘れに悩みながらも社内で責任ある仕事を任されるまでになりました。
失礼ながら皆さんも同じだと思います。
つまり、脳や記憶力の差は年齢ではなく、「やる」と言う強い意思と勉強方法の工夫、そして回数の差と言うことです。
ある統計によると年代別の能力で、体力や視覚、聴覚は年齢と反比例するのに対して、体系的思考力は年齢と共に向上することが証明されています。
皆さんも歳を重ねて責任の重い仕事を任され、それを実感されていると思います。
でも、実際に単語が覚えてもすぐ忘れてしまうじゃないか!と反論する人もいるかもしれません。
でもそれは「回数が足りない」だけで「あなたの能力」のせいではありません。
「私は歳なので覚えられません」という言い訳を捨てて、ちょっと工夫して回数を重ねれば年齢は関係無いというより有利なのです。
私の実際の勉強時間とTOEIC®︎点数の経緯
最後、私がどれくらいの勉強時間でTOEIC®︎の点数が伸びたかご参考に紹介します。
このグラフは私が真剣にTOEIC®︎を受験し始めた2014年(54歳)から2016年(56歳)までの勉強時間と点数を記録したものです。
このように820点取得まで約2年600時間かかりましたが、54歳からでも充分スコアが伸びることがおわかりいただけたと思います。
ただし、勉強時間とスコアは正比例ではなく階段状に伸びます。
そのわけはこの記事で詳しく説明していますので参考にしてください。
50代からTOEIC®︎を伸ばす方法のまとめ
繰り返しになりますが、英語を学ぶのに年齢は関係ありません。
50代からはモチベーションの維持と勉強法がポイントになります。
そのためには先ず「強く決断すること」
次に目標が達成したら必ず「自分にご褒美をあげること」
そして、一緒に勉強する「仲間を見つけること」
さぁ、みなさんもさっそく自信を持って勉強を始めましょう!
(追記)50代で本当に役立った文房具と小物を紹介します
時間を有効活用するなら文房具選びも重要なポイントです。
TOEICで800点とった私が使って本当によかった文房具はこちらの記事に紹介していので、文房具選びに悩んでいる方は合わせて読んでみてください。
(追記)50代におすめの勉強法をまとめました!
実際に勉強をはじめたいけど、たくさんありすぎて迷う何から始めたらいいか? 又はこれまで何度も挫折してきた方に、50代に適した勉強法の選び方を記事にしましたので、よろしければご覧ください。
ポイントは次の2つを明確にすることです。
1 自分の目標は
「いつまでに」「なに」を達成したいか?
2 自分がそれに
「お金」と「時間」をどれだけ投資するか?
これが明確になれば、50代は豊富な人生経験と(ある程度の)お金があるので、より幅広い選択肢から最適な勉強法が選択できます。
英語コーチングスクールの無料カウンセリングを受けようと思っている方は、受講前に準備しておくべき大切な4つのことを、こちらで紹介していますので、是非ご覧ください。