TOEICの勉強法 PR

50代でもこの方法とコツがわかればTOEICのパート2は苦手でなくなります。

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

パート2は問題文だけでなく選択肢もリスニングで対応しなければならず、苦手と言う人がいると思います。
特に50代になると耳が少し遠くなってリスニングに自信が無いと思っている人も多いのではないでしょうか。

でも、実はパート2にもパターンや慣用表現があって、そのコツが理解し苦手意識をなくすことができれば、とても得点を上げやすいパートなのです。

なぜなら、他のパートに比べて選択肢が少なく3つしかなく、問題文も通常短いのでTOEICの突いてきそうな部分を理解して勉強すれば攻略出来るからです。
私は、この攻略方を理解し練習し、全パートの中で一番好きなパートになりました。

この記事では、パート2の特に問題文を聞く時のコツ、突いてきそうなポイント及び頻出単語をご紹介し、それを攻略する方法をご紹介します。
この攻略法をマスターできれば、パート2が耳慣らしとなり、次のパート3,4に自信を持って進めます。

繰り返しになりますが、パート2は選択肢が3つと最も得点を取りやすいパートで、単に耳で聞こうとするのでなく、その出題パターンと突いてきそうなポイントを理解する事で少し耳が遠くなった50代でも得点はあがります。
また、苦手意識がある受験生の多いパート2ですが、その表現は実際の場面でネイティブが良く使うものばかりなので、マスターすればTOEICだけでなく実際の場面でも役立ちます。

設問と選択肢のパターンを理解しよう

先ず、TOEICのパート2の出題形式は御存知の通り、短い文章が読みあげられて適切な回答を選択肢から選ぶものですが、どのようなパターンがあるか考えた事があるでしょうか?
確かに聞かれた事を必死に聞いて回答を選ぶのに必死で、そんな事を考えている暇はないと思いますが、予めそれを理解して本番でそれに構えておく事で、もし聞き逃した単語があったとしても正解できる確率が格段に上がるのです。
そのパターンとはほぼ次の通りです

1 WH疑問文 8〜13問
2 Yes-No疑問文 4〜8問
3 その他疑問文 3〜8問
4 平叙文 1〜6問
 つまり、疑問文が全25問中20問前後と約80%を占めているとい言う事です。

そして、その回答については、大きく分けて次のパターンがあります。
1 はっきりその疑問文に対して答える。
2 曖昧に答える
3 何かを確認するまたは、他人に委ねる

ここで、特に解答に悩むのが2の曖昧に回答するパータンなので、その解説を記載します。
例えば、Which do you like A or B のような質問の場合、普通は、AかBを選ぶのが答えになるのですが、次のようなパターンがありますので、そのパターンを予想する事で正解率がグンと上がります。

①両方を選択する  I like both of them. (私は両方好き)
②まだ決めていない  I haven’t decided it yet. (まだ決めてない)
③どちらでも良い I don’t mind. (どちらでも良い)
④他人に委ねる  Ask the manager. (マネージャーに聞いて)
⑤何か確認する Look at the schedule. (スケジュールを見て)

最初の1ワードを聞き逃さない

では、この80%を占める疑問文を攻略するにはどうすればいいでしょうか?
そのポイントは、何といっても最初の1ワードです。
つまり、疑問文の最初の5W1Hを絶対に聞き逃さない事です。
そんな事は、このブログを読んで下さっている主に50代の方であれば100も承知だと思いますが、TOEICは巧妙に作られた試験で特にwhenとwhereが問題文で聞き取れても、選択肢を聞いているうちに迷ってしまうことがあります。
また、全段のように普通に疑問詞に呼応する選択肢がない場合もあります。そんな時にパニクってしまうと、その問題だけなく次の問題にも影響しますので、とにかくパート2が始まったら最初の1ワードに集中することをお勧めします。

頻出単語、フレーズを覚えよう

これは、パート2に限ったことではないのですが、TOEICはその各々のパートで頻出する単語やフレーズがあります。800点以上を目指すのであれば網羅的に勉強する必要があるかもしれませんが、700点を目指すのであれば、この頻出単語とフレーズを中心に勉強するのが効果的です。
今回その一例を記載しますので、ぜひ覚えてください。

・reserve:予約する
・as usual:いつも通り
・in a hurry:急いでいる
・Why not?:いいですね
・vacant:(役職・席が)空いている
・on duty:仕事中だ
・It depends on 〜:それは〜による
・refreshment:軽食
・in advance:あらかじめ、前もって
・ask a favor:願いをする
・hang up:電話を切る hang on 電話を切らず待つ
・keep in mind that:覚えておいてください
・on behalf of 〜:〜を代表して representative 代表者
・evaluate:評価する

引っかけに注意

これもいろんなパターンがありますが、特にパート2で良くあるのが、良く似た発音の単語です。
そして、この単語を使って主に2つの引っ掛けがありますので、これに引っかからないようにすることがパート2を攻略するコツです。


その1つ目が、問題文中に良く似た発音の単語を入れて質問の意図を紛らわしくする。
これは、これからご紹介する単語を理解し本番で集中して聞く事で対策ができます。


2つ目は、選択肢の中に問題文に出た単語と似た発音の単語を入れて、誤って選択させるようにする。
これは、非常に良くあるパターンで例外もありますが、700点を目指す時点では問題文に似たような発音単語を含む選択肢は選ばない事を基本にして良いと思います。

【よく出題される発音が似ている単語】

walk:歩く と work:働く、仕事、作品
heart:心 と heard:激しい
run:走る と ran :runの過去形
wash:洗うと wish:願う
rub:こする、磨く と rob:盗む、奪う
curb:縁石 と curve:曲線
turning:turnの進行形 と tuning:調律
fold:折る、折りたたむ と hold:抱く、開催する、就く
lock:鍵をかける と rock:岩
low:低い と row:列
lawn:芝生 と loan:ローン、貸付
row:[ボートを]漕ぐ と tow:[網や鎖で]引っ張る

小技を使ってポカミスを無くそう

ここまでの記事でパート2の攻略方法が大体理解できたと思いますが、最後に特に重要な疑問詞を間違わないための小技を一つお伝えします。

これは特に50代の皆さんはご経験があると思いますが、最初覚えていたのに選択肢読み上げ中にその記憶が曖昧になった経験があると思います。


これは記憶力の問題ではなくTOEICの巧妙なトリックではありますが、その対策にとても有効な小技が「指折り」と「つぶやき」です。

これはある英語講師に教えてもらった事ですが、疑問詞毎に指を決めておき(*)第一ワードを聞いた瞬間にその指を折って、口ずさむと言うとてもアナログな方法ですが効果絶大なので是非お試しください。
例:when(人差し指) where(中指) what(薬指) which(小指) how(親指)

まとめ

今回はパート2の問題を攻略するコツ、突いてきそうなポイントと頻出単語をご紹介しました。
これでパート2は選択肢が3つと最も得点を取りやすいパートであること、出題パターンと突いてきそうなポイントを理解すれば少し耳が遠くなった50代でも充分得点はあが事がわかっていただけたと思います。


このパート2の曖昧な返事にすっと対応できるようになればTOEICだけでなく、実際の場面でも必ず役に立つと思いますので、ぜひ活用してください。

ABOUT ME
safuranプロフ
Atsushi
1960年生まれ三重県在住。 大学工学部卒業後、自動車車体メーカーに生産技術エンジニアとして37年勤務。 50代から真剣に英語を勉強して国家資格の全国通訳案内士の資格を取得して、定年後に通訳に転身しました。 このブログでは全国通訳案内士を目指す方をはじめ「英語✖️自分の好き・得意」で活躍したい⼈に有益な情報を提供していきます!