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【レビュー】公式TOEIC®️ Listening & Reading 800 + これで本当に800点とれる?スコア800ホルダーが解いてみた結果

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この2021年12月に発売された「公式TOEIC®️ Listening & Reading 800 +」(以後 L&R800+)を買おうか迷っている人が多いのではないでしょうか。

TOEIC®️公開テスト問題作成機関ETSの教材だから、一般の教材にないノウハウが満載と期待する方もいれば、そんな手の内を明かす訳ない!と疑う人もいると思います。

そこで今回、自己ベスト825点、直近スコア760点の私が、ガチで使ってその感想とL&R800+が向いている人、そうでない人をズバリお伝えしたいと思います。

この本は本番形式テストが1セットなのに¥3,300(税込み)と高価であり、買って後悔しないよう、迷っている方は記事を参考にしてもらえると嬉しいです。

公式TOEIC Listening & Reading 800+ [ ETS ]
公式 TOEIC®︎L&R 800+ リンク

公式TOEIC®️ Listening & Reading 800 + とは

(公式TOEIC®︎ L&R 800+)

既にiiBC公式ページや本屋さんで見てご存知の方もいると思いますが、まず簡単にL&R800+の概要と構成をご説明します。

概要

このL&R800+は「過去のデータを元」に「難問を特定し」その「傾向を解説して」、最終的に「難問を解く着眼点」を身につけることを目的に作成されています。

“はじめに”抜粋

  1. TOEIC®️ L&R Test で高得点を目指す人が押さえるべき難問の解法に特化した教材
  2. 過去のテスト結果のデータで正答率が低かった問題を選別し、パート別に掲載
  3. 問題に取り組み難問の傾向を把握する
  4. 最終的に難問を確実に正解するために必要な着眼点を身につける

構成

3つのセクションと付録の単語集、音声CDで構成されています。

  1. Section1パート別難問の傾向
    24ページ
  2. Section2 難問100選演習
    142ページ
  3. Section3 本番形式テスト1回分 158ページ
    問題 41ページ 解答117ページ
  4. 別冊付録『単語集』

このステップ①〜④ステップで学習する
「参考書と問題集」のセット教材です。

① 難問の傾向を説明

② 演習問題で理解

③ 本番形式テストで力試し

*単語集で難易度の高い語句の学習

結論

(結論)

私が実際に使ってみた結論は、

ズバリ!
このL&R800+で勉強して難問が解けるようになれば、
800点取れると思います。

ただし、このL&R800+が向いている人と、そうでない人がいると感じました。

L&R800+が向いている人
  • 問題作成者(ELS)の難問の意図を確実に知りたい人
  • どうしても公開テストと同じ音声で難問を攻略したい人
  • 統計的に正解率が低い問題の対策をしたい人
  • 参考書や問題集の値段にこだわらない人
  • 現在スコアが700点前後で伸び悩んでいる人
そうでない人
  • 公式問題集にこだわらない人
  • コストを優先する人
  • とにかく問題数をたくさんこなしたい人
  • 問題作成者側の「手の内」を期待する人

なお、この記事は現在のスコアが700 点前後で、目標スコアが800-900点の方を想定して書いています。

特に自分に合ったTOEIC®︎教材を探している方に参考になると思いますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

L&R800+のレビュー

(レビュー)

Section1パート別難問の傾向
(パートごとの難問の傾向と解き方を解説)

(iibc HPより)

各パート共に演習問題の正解の理由だけでなく、その正解を導く方法が事細かに解説されており難問を解く実力をつけるの有効だと思いました。

Section1は全パートが次の流れで解説されています。

解説の流れ

0 解説用の問題提示

1 問題形式と難問の傾向

2 解答の注意点

3 難問のパターンと対処法

4 例題による難問解説(*難問のみ解説)

解説内容

1 問題形式と難問の傾向
問題形式と出題傾向の解説、問題の先読みの解説と時間配分等のアドバイスが記載されています。

2 解答の注意点
・リスニングにおける類似発音単語について
・言い換え、間接的な応答に対する解答方法
・リーディングにおける
語彙、文法、品詞問題の解き方
・文章の種類の判別とテンポの良い解答手順

3 難問のパターンと対処法
更に踏み込んだ、特に注意するポイントや勉強法のアドバイスが記載されています。
内容は他の一般市販教材と大きく異なることはありませんでした。

4 例題による難問解説
「難問の傾向を確認し、正解の導き方を押さえる」ことを目的に解説されており、単に選択肢の正解と不正解の理由だけでなく、正解に至るまでの解き方(選択肢のどこを見てから問題文のどこを見て判断する等)が解説されています。

*各問題の解説ボリュームが、公式問題集の2〜3倍あり読み応えがあります。

Section2 まとめ

○ 本当の難問(統計的に正解率が低い問題)の正解の解説だけなく、正解を導く方法が解説されている。

△ TOEIC®︎問題作成機関のETSが“難問の手の内を明かす”と期待してしまいますが、内部事情的な情報はありません。(当たり前ですが)

Section2 難問100選演習
(過去のテスト結果のデータを基に、難問100問を厳選。その解法ポイントを丁寧に解説)

(iibc HPより)

Section2は難問が演習問題で解説されています。

特徴は、パートごとの難問が問題タイプ別にわかりやすく解説されています。

更に演習問題で「間違って悔しい思いをして覚える」ことが出来て、難問の解き方が身に付きます。

パート別演習問題のタイプ


Part1 人物写真描写問題
Part2 多種タイプの応答問題
Part3 多種タイプ、意図、図表
Part4 多種タイプ、意図、図表
Part5 語彙問題、文法問題
Part6 語彙問題、文法問題、
文選択問題
Part7 シングル、ダブル、
トリプル

パート1

問題数2問 難問2問

○ TOEIC®︎頻出の単語や言い換え、現在進行形の受動態等が学べる。
△ 問題数が少し少ない。

パート2

問題数6問 難問6問

○ 類似音を持つ語彙を連想するひっかけ、Yes/No明示しない応答、
・質問返し等の難問の定番がほぼ網羅されている。
△ 憶測問題で、日本語でも思いつかない(奇問に近い?)問題あり。

パート3

問題数 10セット30問 難問10問

○ 問題が多くほとんどのタイプの難問が演習できる。
・特に図表問題が4セットでしっかりポイントが学べる。
・2つコラムに勉強のポイントやお勧めの勉強法が紹介されている。
△ 「難問」以外の問題解説がない。

パート4

問題数 12セット36問 難問12問

○ パート3同様に問題が多く、特に図表問題が6セットありしっかり学べる。
・コラムが2つあり、意図問題を解くポイント、パラフレーズ力を養う練習法が紹介されている。
△ パート3同様に「難問」以外の問題の解答の解説があるといい。
・ 図表問題以外の演習問題が少ない。

パート5

問題数32問 難問32問

○ 全問が難問で、Section1で解説された語彙、文法、品詞の難問パターンが網羅されている。解説も丁寧でわかりやすい。
△ 特にありません

パート6

問題数 10セット 40問 難問 10問

○ 問題数が多くて、パート6が苦手な人はタップリ演習できる。
△ Part3,4同様に「難問」以外の問題の解答の解説が欲しい。

パート7

問題数 22セット85問 難問22問

○ ダブル/トリプルパッセージの問題が本番の2倍でタップリ学べる。
△ 難問以外の問題も難しいので、解説が欲しい

Section3 本番形式テスト200
(本番同形式のTOEIC®️ L&R テスト1回分(200問)掲載
難問と考えられる問題を「解答と解説」で詳しく解説)

(iibc HPより)

公式TOEIC®️ Listening & Reading 問題集と同じレベルで、
『難問の多い』本番形式テストではない。

私がこの本番形式テストを受験した結果は次の通りでした。

<結果>     正解数  想定スコア(正解率から算出) 
Listening  83/100 415  
Reading     79/100 395
TOTAL      162/200 810 

ちょうど私のベストスコアが825点なので、ほぼピッタリ!!

safurun
safurun

【追加情報】
この記事を投稿した後に、直近の公開テストの結果が通知されました。
これもピッタリ800点でした!

(公開テストスコア)
Section3 まとめ

この結果から、この問題集のSection1と2で難問攻略法を学習してSection3で800点取得できるようになれば、本番でスコア800点突破は可能だと思います。

○ Section1、2で学んだ難問を解く力をすぐに本番形式の問題で試せる。
△ 高難易度の問題ばかりを期待した読者は、少し物足りなく感じるかも。

別冊『単語集』

(iibc HPより)

別冊でA5サイズの単語帳がついています。

掲載されている単語(熟語)数は220個で、本誌の英文から難易度の高い語句が選ばれて掲載されています。

○ 本誌の問題文がそのまま例文になっており、文脈で学習できる。
△ TOEICの高難度単語を全て網羅しているわけではない。

その他の気づき事項

その他、全般的な事とささいな気づき事項をお伝えします。
個人的な感想が含まれていることはご容赦願います。

○ 音声がスマホアプリのadceedで無料でダウンロード出来て便利。
○ コラムの難問克服の練習法や勉強の心構えが勉強になる。
○ 難問の定義が明確なので、本番で時間をかける問題の基準になる。
○ サイズがA4で持ち運びに便利。(公式問題集より一回り小さい)

△ 難問以外の解説も欲しい。
△ 誌面に余白が多い部分があり、もったいなく感じる。
△ 問題を作っている側から問題に引っ掛からないコツを伝授されるのは、少し違和感を感じる。

まとめ

(結論)

いかがだったでしょうか。
最後にまとめると

このL&R800+で勉強して難問が解けるようになれば、800点取れると思います。

ただし、他の教材と比較して高額で、難問以外の解答解説が省かれていたり、問題作成者側の「手の内的な」解説を期待する方には、少し不満を感じるかもしれません。

L&R800+が向いている人
  • 問題作成者(ELS)の難問の意図を確実に知りたい人
  • どうしても公式テストと同じ音声で難問を攻略したい人
  • 統計的に正解率が低い問題の対策をしたい人
  • 参考書や問題集の値段にこだわらない人
  • 現在スコアが700点前後で伸び悩んでいる人
そうでない人は
  • 公式テストと同じことにこだわらない人
  • コストを優先する人
  • とにかく問題数をたくさんこなしたい人
  • 現在のスコアが600点より低い、または900点より高い人
  • 問題作成者側の「手の内」を期待する人

最後に、TOEIC®️800点は決して簡単な目標ではありませんが、英語を勉強することで多くのメリットがあります。詳細はこちら

(社会人が英語を学ぶメリット)

私自身、更に高得点を目指して今でも勉強し続けており、同じTOEIC®︎高得点を目指して頑張っている方に少しでも参考になれは嬉しいです。

一緒に頑張りましょう!

公式TOEIC Listening & Reading 800+ [ ETS ]価格:3,300円
(2022/3/14 09:07時点)
感想(2件)
公式 TOEIC®︎L&R 800+ リンク


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Atsushi
1960年生まれ三重県在住。 大学工学部卒業後、自動車車体メーカーに生産技術エンジニアとして37年勤務。 50代から真剣に英語を勉強して国家資格の全国通訳案内士の資格を取得して、定年後に通訳に転身しました。 このブログでは全国通訳案内士を目指す方をはじめ「英語✖️自分の好き・得意」で活躍したい⼈に有益な情報を提供していきます!